おはようございます。
周囲の山の頭は低い雲で覆われていて
雨粒が落ちて来そうな今朝の田川です。
施術所の温度計は25.4℃湿度60%を示しています。
腸内環境
これから始まる梅雨の季節を元気に過ごすためのポイントとなる、
「腸内環境」についてご紹介します。
脳と腸は「脳腸相関」と言って、
お互いに影響を及ぼし合う関係です。
脳が受けた緊張や不安などのストレスの情報が腸に伝わると、
結果的に腹痛や下痢などの症状が引き起こされます。
逆に、腸内環境が悪化した場合、その情報は脳に伝わります。
すると、自律神経が乱れ、心身の不調が起こりやすくなり、
免疫力の低下に繋がるのです。
では、「腸内環境が良い」とはどのような状態なのでしょうか?
腸内細菌はその働きによって、
「善玉菌」、「悪玉菌」、善玉菌と悪玉菌どちらにも属さない
「日和見菌」の、大きく3つに分けられます。
善玉菌は、腸のぜん動運動を促進し、消化吸収をサポートしたり、
免疫細胞を活性化させ、免疫力を高めてくれます。
対して悪玉菌は、
病気や老化の原因となる有害物質を作り出してしまいます。
そして日和見菌ですが、これは文字通り、
善玉金・悪玉菌のうち、優勢な方に加勢する細菌です。
善玉菌・悪玉菌なんて名前がついていると、
悪玉菌は排除したくなってしまいますが、
悪玉菌と呼ばれる細菌もビタミン合成などに関わっており、
健康維持には不可欠です。
大切なのは細菌のバランスで、
腸内環境を良い状態に保つための理想的な細菌バランスは
善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1
と言われています。
便秘や下痢などでこのバランスが崩れ、悪玉菌が優勢になると、
日和見菌がこれに加勢して腸内環境は更に悪化します。
これが、免疫力の低下に繋がるのですね。
腸内環境を整えるためには、
食生活を含めた普段からの体調管理が大切です。
けれども、いくら腸内環境を整える努力をしても、
自律神経が乱れると腸のぜん動運動は滞り、
腸や全身の血流の低下から腸内環境は悪化してしまいます。
これから始まる梅雨時季を元気に乗り切るために、
腸内環境をしっかり整えていきましょう。
梅雨に負けない明るい笑顔で
今日も一日顏晴ります!
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