白い雲の多い中、南側にポッカリと開いた隙間から
半分になった月が見えている今朝の田川です。
施術所の温度計は8.5℃湿度62%を示しています。
今日はバレンタインデーと言う事で
チョコレートのお話を・・・
チョコレートは昔「薬」だった?
チョコレートがもたらす意外な効果・効能
チョコレートの歴史は長く、紀
元前2000年前から食べられてました。
ただし今のような「甘くておいしいお菓子」としてではありません。
「薬」として利用されていたのです。
■不老長寿、疲労回復、滋養強壮……チョコは100以上の効用がある「薬」
チョコの原料であるカカオ豆は
「神の食べ物」と呼ばれるほどの貴重品。
当初は、豆ではなく果肉の部分を食べていたが、
しだいに豆を焼いてすりつぶして食べるようになりました。
それが飲まれるようになったのは、
かなり時代が下った16世紀アステカ。
カカオ豆をドロドロになるまですりつぶして、さまざまなスパイスや
香料を投入し「不老長寿の薬」として飲んでました。
ちなみにお味は、めちゃくちゃ苦かったのだそうです。
チョコが効くのは「不老長寿」だけではありません。
疲労回復、滋養強壮、のどの炎症、
胃潰瘍、食欲不振、解熱、毒消し…エトセトラエトセトラ、
なんと100以上もの効用が期待されていました!
ただし、カカオ豆は超がつくほどの高級品。
これが飲めるのは、皇帝などの限られたごくごく一部の人でした。
■21世紀のチョコはもう「薬」ではない?
16世紀のアステカ侵攻をきっかけに、
ヨーロッパに広まっていったチョコ。
その過程で、だんだんと「薬」ではなく
「嗜好品」として飲まれる・食べられるようになっていきました。
砂糖が大量に投入されるのもあって、
むしろ健康に悪いものとして扱われることも…。
では、現代のチョコは「薬」ではないのか?
もちろんそんなことはありません!
もともと薬だっただけあって、
原料のカカオには健康によい成分がたくさん含まれています。
・ポリフェノール
老化の原因・活性酸素を除去する作用があることで知られているポリフェノール。
生活習慣病の予防効果や美肌効果も期待されている。
・テオブロミン
大脳を刺激する効果がある。集中力や記憶力、思考力を高める。
自律神経を調節して緊張を和らげる効果もある。
学生時代、勉強前にチョコを食べていた人はかなり多いはず。
あれは理に適っていたんだなー。
・食物繊維
「チョコを食べるとニキビができる」と言われるが、
実は悪さをしているのは原料のミルクやバターのほう。
カカオ自体には、肌荒れを防ぐ食物繊維が含まれている!
ビタミン類やミネラルも豊富なチョコレート。
ちなみに「恋愛ホルモン」と呼ばれる
フェニルエチアミンも含まれていて、
恋のドキドキを味わえる「媚薬」的な効果もあるのだとか…?
遠い昔は「薬」だったチョコ。
現代では、一周まわってまた「薬」にもなってきています。
チョコの甘い香りと甘い笑顔で
今日も一日顔晴ります!
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