暑い雲に覆われた西側に月の影が少し見え
アスファルトは湿っている今朝の田川です。
施術所の温度計は15.2℃湿度55%を示しています。
今月に入ってから「ヒートショック」で・・・
と言う話を耳にする様になりました。
ヒートショックと自律神経の関係
ヒートショックは自律神経と深い関わりがあります。
そもそもヒートショックとは、
血管が収縮することで血圧が乱高下するために起こります。
血圧の急激な変動は、
めまい・立ちくらみ・失神などを引き起こします。
あるいは、血管が破れたり詰まったりして、
心筋梗塞・脳卒中に至ることもあります。
では、なぜ血圧の変動=血管の収縮が
急激に起こるのでしょうか。
原因の1つが、気温差による自律神経の乱れです。
自律神経は血管の収縮をコントロールする神経系です。
たとえば気温の高い場所では、
自律神経は血管を拡張させることで体温を下げます。
なぜ血管が拡張すると体温が下がるのかというと、
血流の表面積が大きくなって気化熱が
発散されやすくなるためです。
反対に、気温の低い場所では血流からの
気化熱を抑える必要があります。
自律神経は、血管を収縮させて血流の表面積を小さくします。
気温差が大きすぎる場所を頻繁に行き来を繰り返すと、
自律神経も体温を頻繁に調整しなければなりません。
具体的には、自律神経は血管を慌ただしく収縮・拡張させます。
自律神経によって血管の収縮・拡張が繰り返されると、
伴って血圧も大きく変動します。
結果として、めまい・心筋梗塞・脳卒中のような
ヒートショックに至るというわけです。
ヒートショックを起こさないためには、
血圧の変動=血管の急激な収縮を防ぐ必要があります。
つまり、血管の収縮を制御している自律神経を
守ることが大切なのです。
整った自律神経と明るい笑顔で
今日も一日顏晴ります!
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