曇り空の西から風が吹いて時折肌に雨粒が
感じられる湿度の高い田川の朝です。
施術所の温度計は25.2℃湿度73%を示しています。
梅雨時期の熱中症予防のヒントはココにある!!
これから始まる本格的な梅雨時期。
晴れた日は気温が非常に高くなる傾向があるため、
熱中症などへの対策に意識が向きますが、
心配なのは「曇」や「雨の日」です。
人は、運動などで身体を動かして体温が上昇した時、
体の表面から空気中に熱を逃がしたり、
汗をかいたりして体温を調節しています。
汗は、蒸発する時の気化熱が体温を下げる働きを
していますが、梅雨時期のように湿度が高い状態では、
汗が蒸発しにくくなってしまいます。
すると、気化熱による熱の放散が減り、
体の熱を外に逃がせず、体内に熱がこもってしまうのです。
その結果、体温が上昇し、熱中症のリスクが高まるのです。
熱中症の危険度は「WBGT」と呼ばれる
暑さ指数での判断が可能です。
暑さ指数とは、「気温」、「湿度」、「日射・放射」、「風」の
要素をもとに算出された指標です。
これらの要素は、体と外気との熱のやりとり(熱収支)に
与える影響が大きいため、
熱中症リスクを判断する基の数値とされています。
こうした基準を持つことは、運動時や作業時はもちろん、
日常生活でも、より熱中症のリスクを減らすことにつながります。
梅雨の時期は湿度が高い日が多いため、
気温だけでなく湿度もしっかりと確認し、
クーラーや除湿機などで室温を適切に調節しましょう。
家の中では、キッチンや浴室など、
湿度が高くなりやすい場所のこまめな換気なども
意識したいですね。
梅雨時期は湿度が高く、
晴れた日よりも気温が低めであっても蒸し暑くなります。
「このくらいなら大丈夫」と油断せず、
衣服や環境に注意して、熱中症対策をこころがけましょう。
梅雨に負けない明るい笑顔で
今日も一日顏晴ります!
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☆からだ回復センター 田川
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